近年、住宅への侵入窃盗事件が連日のように報道されています。従来は「空き巣」や「忍込み」と呼ばれる手口が中心でしたが、最近は深夜の在宅時を狙った事件や、複数人による組織的な犯行など、より凶悪化・大胆化する傾向が強まっています。

 

主な侵入手口

• 無締まり狙い：玄関や窓の施錠忘れを狙う

• ガラス破り：窓ガラスを短時間で割り侵入

• 合鍵悪用：過去の工事業者や流出情報を利用

• ピッキング：古い鍵を狙った特殊工具での開錠

 

被害に遭いやすい住宅の特徴

• 夜間でも外が暗く、死角が多い

• 古い鍵（ピンシリンダーや簡易錠）を使用

• 防犯カメラやセンサーが未設置

• 郊外や人通りの少ない住宅街

 

有効な防犯対策

1. ワンドア・ツーロックを徹底する

2. **防犯性能の高い窓ガラス（合わせガラス・防犯フィルム）**を導入

3. 人感センサーライト・防犯カメラを設置し「見られている」環境をつくる

4. ご近所との声かけ・見守りで地域防犯を強化

5. 留守を悟らせない工夫（郵便物を溜めない・タイマーで照明点灯など）

 

「自分の家は大丈夫」と思っていると、逆に狙われやすいケースも少なくありません。住宅防犯は「侵入に時間をかけさせる」ことが最大のポイントです。

 

安心して暮らすために、今日からできる防犯対策を始めてみてください。