今回のご依頼は、地域の老人ホーム様からの玄関まわりバリアフリー化工事です。
施設の玄関ポーチが狭く、車椅子での出入り時に安全性が確保できないとのご相談をいただきました。さらに、既存のインターロッキングは経年劣化により表面がガタつき、つまずきや転倒の危険がある状態でした。

施工前の課題
玄関ポーチが狭く、車椅子の方向転換や介助がしづらい

インターロッキングの凹凸による転倒リスク

スロープがなく段差が障害となっていた

施工内容
インターロッキングの撤去
　劣化したブロックをすべて撤去し、地盤を整地しました。

玄関ポーチ延長工事
　既存ポーチの高さに合わせ、コンクリートでしっかり延長。
　広いスペースを確保し、車椅子での安全な乗降や介助作業が可能になりました。

コンクリートスロープ作成
　段差を解消し、緩やかな勾配で車椅子や歩行器でもスムーズに出入りできるスロープを設置しました。
　雨天時でも滑りにくい仕上げで、安全性を確保しています。

施工後の効果
車椅子の出入りがスムーズになり、安全性が大幅に向上

段差解消により、歩行が不安定な方や杖を使用する方も安心

介助者の負担軽減と、施設全体のバリアフリー化に貢献

今回の工事により、玄関前が広くフラットになり、利用者様・職員様双方が安心して利用できる環境が整いました。
老人ホームや介護施設では、日々の安全性と快適さが非常に重要です。段差や狭いスペースが気になる場合は、スロープ設置やポーチ延長などの改修工事がおすすめです。